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フィアット500 タイミングベルトはいつ交換するべきか?
先日の更新「タイミングベルト交換前編・輸入車パーツ故障原因と解決策」に続く後編です。タイミングベルトの適切な交換時期。それは車種や年式、走り方、走行環境によって人それぞれ、様々な状況が考えられます。対して一般的に推奨されている走行距離10万Kmという基準数値。その数値は全ての車には当てはまりませんよね。あくまでも一般的な数値であり、目安として認識しておく用にしましょう!
走行距離60000Kmほど 交換は必要?
話の発端はお問い合わせをいただいたAさんのFIAT500。「先日タイミングベルトの交換を勧められたのですが、、、」「まだ走行距離は6万Km後半程。本当に今交換が必要なのでしょうか?」という質問から。前編ではその答えに近づく為に下記のような内容にふれてきました。
前回の内容 フィアット500 タイミングベルト
■タイミングベルトとは何か?
■タイミングベルトの故障例・どんな症状が出るのか?
■エンジンや周辺機器に及ぼす影響
さて後編ではフィアット500 タイミングベルトに関する故障の原因や、交換時の考え方について書き出して行きたいと思います。
フィアット500 タイミングベルトのトラブルや交換について
使用状況から考えるタイミングベルト故障と交換
車種や、メーカーによって違ってくるパーツの劣化状況。走り方、走る環境、その違いは大きく影響します。では、AさんのFIAT500の使用状況を改めて確認してみましょう。
fiat500にお乗りのAさんの使用状況は?
車種:fiat500(新車購入、走行距離6万km後半)
使用頻度:毎日の通勤、週末の家族との外出
AさんのFIAT500、週末にはご家族とよく出掛るという事もあり高い使用頻度ではあるようです。では上記の状況以外にもタイミングベルトに影響する事を調べてみましょう。
タイミングベルトに影響が出る事は?
エンジンブレーキの多用
エンジンブレーキを多用する運転をされる場合、その運転はタイミングベルトを酷使しやすいためベルトの寿命は短くなってしまいます。
ちなみにオートマの場合タイミングベルトの寿命は比較的長いようです。Aさんはfiat500ではどんな運転をされていたのでしょうか。
タイミングベルト故障原因
ここで改めてタイミングベルトの故障原因として考えられるモノを書き出してみましょう。
プーリーやテンショナーの錆び
プーリーやテンショナーなどの金属製パーツが錆び付いてしまっている場合、タイミングベルトからの異音、発生原因となります。
タイミングベルトは切れる?経年劣化による損傷
タイミングベルトが切れてしまうといった事例を見かけます。その場合、前兆はなく突然に切れてしまいます。ベルトのテンションを強く張りすぎてしまったりする事も原因の一つでしょうか。また経年劣化によってベルトの凹凸が剥がれる様に取れてしまうことで駆動できなくなってしまう状態になってしまうケースが多いようです。どちらにしても、もしもの時を考えると大変危険な状況を引き起こす可能性が。
エンジン停止原因 タイミングベルト故障が及ぼす影響
上記の様な状況になってしまうと、関連パーツは制御不能になりエンジンは停止。制御されていたパーツ同士の歯車が狂い、タイミングが悪かった場合はエンジンに深刻なダメージを与えてしまうケースも。タイミングベルトはエンジンにとってとても重要なパーツです。関連パーツもベルト故障による影響を受けてしまえば、安全面は勿論、費用面においても状況は悪化してしまいます。
タイミングベルトの点検は目視で行う
タイミングベルトは故障の前兆が解りにくいパーツです。ベルトの劣化状況、交換するか否かの判断は目視で行われます。
主な点検はベルト表面に亀裂はないか?凹凸はしっかりあるか?を確認。その際に深い亀裂や損傷が見られる場合は勿論「異常」と判断するべきです。
早急な対処が必要とされます。周辺機器に影響するため、更なる故障を引き起こしかねません。
タイミングベルト 細かい亀裂が多数
話を聞き進んで行くと、Aさんのフィアット500・タイミングベルトには深い亀裂が入っていなかったものの、細かい亀裂が多く見られたそうです。
点検を担当された方はきっと上記の様な「他パーツへの影響」という理由や、「作業効率」の事も考慮されていたのではないでしょうか?「作業効率?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょうか?タイミングベルトはカバーに覆われた位置に設置されているために作業の手間が多くかかります。劣化してしまっているタイミングベルトを保留する事で、その後どんな状況が予測されるか。近い内に、再度手間をかけた修理・交換の可能性と、他パーツへの影響というリスク。
そういった事を想うといかがでしょうか?話の印象が大きく変わってくるかと思います。
作業効率と費用
例えばですが、ウォーターポンプなどが故障してしまった時には、タイミングベルトも併せて交換してしまった方が作業時間、費用においても効率的というわけです。作業効率を上げる=費用削減にも繋がる事もあるという事です。
とはいえ交換の決断をされるのは自分自身です。なんでもかんでも勧められるままにハイどうぞというわけには行きませんよね。ですが、適切な指摘であればそこには交換への明確な理由もあるはずです何故交換なのか?どうして今なのか?もしも迷う時には遠慮せずに質問してみましょう。
タイミングベルト交換・まとめ
ではここまでのタイミングベルト交換について纏めておきましょう。
一般的な目安数値だけが正解ではない
使用状況、走行環境によって交換時期は人それぞれに違います。担当してくれるディーラーや整備士さんとの打ち合わせ時、納得できる対処を行う事が人それぞれの「適切な交換時期」の答えに繋がるのかなと思います。
タイミングベルトの不具合を前兆で判断することは難しい
ほとんどの方の場合、タイミングベルトは突然駄目になってしまいます。ベルトの歯が一枚でも欠けてしまえば、保たれていた同調軸に異常が発生し走行に異常をきたします。
欠けてしまうまでは、タイミングベルトの機能を果たせているわけですから、異常を感じられる事は難しいわけです。
家族の安全と安心
週末にはご家族を乗せて出掛けられる事の多いAさん。
突然切れてしまう可能性がある場合、費用面においても、作業効率においても、安全面においても、その時にタイミングベルトへの対処をされた事は、きっと適切だったかと思います。
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ここまで フィアット500 タイミングベルトについてブログを進めてきましたがいかがだったでしょうか?FIAT500に限らず、取り寄せにあたってご自身の車に適合するパーツが解らないという方、適合パーツを探し出すのが大変だという方は是非、輸入車パーツ専門パーツスペシャリスト山口にお任せ下さい!
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