冷却液(LLC・ロングライフクーラント)の交換
お盆休み等で渋滞中の高速道路上はとても高温となり、自動車のエンジンには大きな負担がかかってきます。夏休みや、お盆の帰省の時、家族と過ごす時間が多くなるこの時期、そんな大切な時間の快適なドライブの為にも出発前に愛車の点検を行っておきましょう。
例えばエンジン冷却の為に配置されている各パーツにもしも異常があり、炎天下の高速道路渋滞中にエンジン熱を下げる事が出来なかったとしたら、どんな状況に陥ってしまうのでしょうか?想像するだけで恐ろしいですが、、ちょっとした気遣いや点検でそういったトラブル確率を大幅に軽減できるのではないかと想います。今回の更新ではそんな夏の暑い時期にも重要となる「冷却液」について更新!先日ご注文いただきましたGM・アストロを参考車種として進行させていただきます。
- GM アストロ
- AC Delcoクーラント 1L
- 品番:88863854
GM車にご使用いただけるAC DELCO製のクーラントです。GM系の専用冷却液として指定もされています。
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この記事の目次
1・冷却液の機能と役割
2・冷却液の点検方法は?
3・冷却液を放置してしまうとどうなるの?
4・冷却液の交換と補充について
冷却液の機能と役割
夏本番を迎える時期には自動車メンテナンスが何かと必要になってきます。冷却液交換はそんな夏場にトラブルが多くなりがちなパーツに深く関係しています。
サーモスタットや、ウォーターポンプといった冷却系パーツと深く関わっている冷却液(クーラント)は、その名の通りエンジンの熱を下げる為に機能しています。他にもラジエター液や、クーラント液など呼称されるこの冷却水は、エンジンを冷やし「オーバーヒート」を防ぐ機能と共に、エンジンが錆びてしまわないようにする役割があります。クーラントは時間が経つ事で蒸発してしまう ため、定期的な点検・補充・交換が必要となります。大切な予定の前には交換・補充が必要ないか?点検を行いましょう。
冷却液の点検方法は?
ではここで冷却液(ロングライフクーラント)の点検方法を確認しておきましょう。慣れていない方には難しい印象があるかもしれないエンジンルームの点検ですが、慣れてしまえば意外と簡単かもしれません。
リザーバータンクで確認する
冷却水の点検はリザーバータンクを目視する事で確認する事が出来るようになっています。リザーバータンクと冷却液を溜めておくタンクで、その多くは半透明の樹脂性であり、ラジエターキャップの取り付け部分に接続されたゴムホースで「ラジエター」と繋がっています。
どこにあるの?タンク設置位置
ラジエターキャップに接続されているパイプを辿っていくと、リザーバータンクが見つかります。(車種によってはウォッシャータンクと間違えやすいのでご注意ください)
キャップの表記を確認しましょう
多くの場合リザーバータンクのキャップには「冷却水」・「COOLANT」という表記があるかと。クーラントは「ピンク」や「グリーン」といった独特な色が使われていますが、念のためにキャップの表記も確認しておきましょう。
放置してしまうとどうなるのか?
冷却液の定期点検等を行わずに放置してしまったり、水のみの補給でクーラントの濃度が低下してしまうとどうなってしまうのでしょうか?
- 凍結防止・防錆能力の低下
- 冷却経路内の錆の発生
- ラジエターコアの酸化物による詰まり
- ウォーターポンプのシールへのダメージ
冷却液は劣化が進行すると明らかにその色が変化してきます。冷却水の濁りはその前兆であり、そのまま劣化していけば茶色く変色し、タンク底に異物が堆積しはじめます。ここまでの状態にならないようご注意を。
冷却液の交換と補充について
クーラントの補充、交換時にご注意いただきたいポイントや、その試用期間の目安について纏めます。
もしMINレベルまで減少してしまっていたら、「補充用LLC」もしくは「指定濃度に薄めたLLC」をMAXラインまで補充を。「どこで購入すればいいのかわからない」そんな時には当社までお気軽にお問い合わせ下さい。
17桁の車体番号のみご準備いただければスムーズにご案内させていただけます。また、点検の度に補充が必要となってしまう場合には「冷却液がもれてしまっている」可能性があります。普段から駐車している場所にピンクやグリーンの液漏れの跡はあrませんか?もしも漏れだしてしまっている状態ならしっかりと点検・整備を行っておきたい所です。
適合パーツをしっかりと手配する為に!17桁の車体番号をお伝えいただくだけ!
簡単手続きで最適な輸入車パーツを!
例えばご自身の車に適合するパーツをお探しの時、そしてそれらが見つからずにお困りの時には是非お気軽に当社までご連絡下さい
当社のお見積もりフォームから、またはお電話にて、車検証にある17桁の車体番号と必要なパーツをお伝え下さい。たったそれだけの簡単手続きでお見積もり可能です!
例えばこんな情報や部品が見つからずにお困りではないでしょうか?
- 日本国内欠品中のパーツ
- 生産中止になってしまったパーツ
- 希少すぎて何処をあたっても断られてしまったパーツ
- 優良社外部品・リビルト品・OEM製品
- 逆輸入車や並行車のパーツ
まとめ 輸入車パーツは当社にお任せ下さい!
さてここまで冷却液の交換について進行してきましたがいかがだったでしょうか?当社は欧州車やアメ車は勿論、全ての輸入車パーツに対応し、「適切なパーツ特定」と 「迅速な対応力」をご評価いただきご利用いただいております。是非一度お気軽にお問い合わせ下さい!
自身の車に適合するパーツを準備するには?
例えば交換作業等を整備工場やディーラーにお願いしたいが、交換部品は自身で準備し「持ち込み整備」を依頼したいとお考えになる方が近年多くいらっしゃるようです。
- 「コストを出来るだけ抑えたい・・・」
- 「希少部品の為なかなかパーツが見つからない・・・」
- 「社外品やOEM製品を探しているが適合パーツがわからない・・・」
そんな風にお困りの方もいらっしゃるでしょうか?上記の様に輸入車パーツをお探しの時には是非当社に一度ご連絡下さい。この道38年で築き上げた独自ルートから、お客様のご要望にそった外車部品を提案・調達致します!この道38年、積み重ねた経験と、築き上げた独自のルートを活かし、あなたの部品探しをサポートをさせていただきます!