アウディ(audi)パーツ情報をお探しの方へ
アウディA6 (audi a6) をはじめ輸入車パーツの手配でお困りの事はございませんか?また欧州車やアメ車をはじめイタリア車・フランス車など輸入車のパーツを定価で購入されてはいませんか?外車部品に関わる方々にお役立ていただける内容を心掛け更新しています「輸入車パーツお役立ち情報」です。
輸入車パーツ一筋に培ってまいりましたこの道40年の経験と、全国に築き上げた独自の仕入れルートを駆使して、あなたの部品探しをしっかりとサポート!輸入車パーツ専門㈲パーツスペシャリスト山口がおおくりしております。
アウディA6( audi a6) ブレーキオイル交換の為に
いつも当社をご利用下さる岡山県の整備士様より純正ブレーキオイルのご注文をいただきました!
ブレーキオイルの交換はされていますか?もしかしたらご覧いただいている方の中にも「ブレーキオイルを交換したことがない」という方もいらっしゃるかもしれませんね。今回の更新では岡山の整備士様よりいただいたアウディa4の純正ブレーキオイルのお問い合わせを参考にさせていただき、その機能や役割そして交換について書いていきたいと思います。アウディA6をはじめ輸入車パーツの手配でお困りの方々にお役立ていただけたら幸いです。
アウディ A6(4G) 純正ブレーキオイル(1リットル)の参考情報を見る
ブレーキオイルとは?
その機能と役割 ブレーキオイルの重要性
油圧式ブレーキにおいて用いられる作動油であり、ブレーキペダルやレバーの操作によってマスターシリンダーに与えられた力を、ブレーキキャリパーやホイールシリンダーといったパーツに伝達する役割を担っています。この「油圧」によって自動車の車体を止める大きなブレーキ力を生み出しているのです。つまり油圧式ブレーキにおいてブレーキオイル(ブレーキフルード)はとても重要な役割を担っているわけですが、先にもお読みいただいたように交換を行っている方は意外とそう多くはないようです。
ブレーキオイル 不具合の症状
油圧系へのエア混入 そしてベーパーロック現象とはどんな症状が発生してしまうのか?
たとえばブレーキマスターシリンダーなどの油圧系統内に空気が混入してしまうと、十分な制動力を得ることが出来なくなってしまいます。またブレーキオイルの不具合によってブレーキの異音が発生してしまったり、ブレーキの効力が低下してしまったり、最悪の場合にはブレーキが効かなくなってしまうケースも。
そんなブレーキオイルの劣化に関するトラブルの代表的なものとして「ベーパーロック現象」というものがあります。ブレーキで発生してしまう熱によってブレーキオイル(ブレーキフルード)が沸騰してしまい気泡が発生してしまうのだそうです。このペーパーロック状態となってしまうと先の段落でお読みいただいたように製動力が低下してしまい、とても危険な状態となってしまいます。
ブレーキオイルの劣化について
オイル劣化によって発生する錆などの悪影響
ブレーキオイル(ブレーキフルード)は新品時には無色透明なのですが、経年劣化、そして吸湿等の理由から変色し、最終的には黒色となり、その性能を低下させてしまいます。ただ劣化による変色をしてしまったとしても、それで駄目になってしまうというわけではなく、空気の混入がなければブレーキオイルとして機能はするそうです。しかし劣化による変色をしてしまう事で沸点の低下や、システム内部に錆が発生しやすくなってしまったりといった悪影響もあるため定期的な交換が推奨されていたりします。
ブレーキオイル 交換について
どのくらいの頻度で交換を行うべきなのか?
使用頻度や車によって交換のタイミングは異なります。ネットなどでよく見かける交換時期の目安数値では2~3年程の期間が記載されていたりしますが、普段使いで、スポーツ走行をしない方の車であれば4年に一度の交換でも良いのではないかといった意見も。
大切なのは長期にわたって放置しないことかと思います。重要保安部品であるブレーキのトラブルは命にも関わる重要な部分です。もしも長い間交換していないという方がいらっしゃいましたら次の車検の際に交換してみてはいかがでしょうか?
DOT4など数値の意味は?どの規格を選べば良いのか?
アメリカ交通省定めたブレーキフルードの規格DOT
Department of Transportationの略で、このDOTの設定を基準にブレーキフルードは規格分類されています。ここではこのDOTの概要をイメージしていただけるよう、大まかな説明ではありますが纏めてみたいと思います。
各規格の大きな違いは沸点にある
ブレーキオイル(ブレーキフルード)の沸点は高いもので300℃以上、低いもので140℃以上と大きく違いがあります。この沸点の違いが数値として記載されているのですね。DOT4はグリコール系という成分、DOT5はシリコーン系という成分で、沸点の違いの他、吸湿性などにも違いがあり、劣化スピードにも違いがあります。
沸点の違いをイメージする為に おおまかな一例
実際の沸点とは異なりますが、例えばDOT3であれば100℃で沸騰、DOT4であれば150℃、DOT5であれば200℃で、といったように数値が高いほうが沸点が高くなります。沸点が高いほど「ペーパーロック現象」に強いことになりますが、その反面で吸湿性が高くなり寿命が短くなってしまうことにもなります。
ご自身にあった規格をしっかりと選ぶようにしましょう
数値が高ければ高いほど良いというわけではないということ
記載されている数値と性能がそのまま比例しているかというと必ずしもそうとは限りません。ブレーキフルードを選ぶ上で重要なのは用途に会っているかどうかというところかと思います。一般的な走行車両用であればDOT3~4を。DOT5や5.1といったものは大排気量の車に、といった具合でそれぞれ適切なものは異なってきます。極端な例ではありますがサーキット走行を行う車と、普段の街乗りの車とでは入れるべきブレーキオイルは当然異なります。
ご自身にとって適切なオイルを使用するようにしましょう
もしもご自身の車に合わないブレーキオイルを長期間使い続けてしまうと、周辺部品の腐食や錆の発生など悪影響が発生してしまいます。交換の際にはしっかりと確認をしておくようにしましょう。もしどうしたら良いかわからないという方は整備士さん等ご担当の方に相談しておくようにしましょう。もちろん当社にもご相談いただければ適切なブレーキフルードを手配出来ますよう対応させていただきます。
まとめ
アウディ(audi a6)純正ブレーキオイルをはじめ輸入車パーツの手配は当社にお任せ下さい!
ブレーキオイルの劣化によるトラブルで恐いのが、ブレーキが効かなくなってしまう可能性もあるというところです。もしもブレーキ時の異音や、ブレーキ時のスカスカとした感覚に違和感を感じる時には、放置する事なく必ずしっかりと対処しておくようにしましょう。そういった違和感がある時にはブレーキフルードだけではなく、マスターシリンダーなど他の関連部品にトラブルが発生しているのかもしれません。ブレーキ関連部品の不具合には細心のご注意を。
またブレーキオイルに限らず、お探しのパーツが見つからずお困りの時には製品番号がわからなくても大丈夫です。車検証に記載されている17桁の車体番号をお伝えいただければ適切な商品を手配することが出来ますので、お困りのことがございましたら、先ずはお気軽にご相談下さい。
今回のケースではご注文翌日には当社に入荷し、岡山の整備様のもとへ発送いたしました。納期についても先ずはご相談いただけたら幸いです。