アルファロメオパーツ情報をお探しの方へ
アルファロメオをはじめ輸入車パーツの手配は当社にお任せ下さい!
アルファロメオ147(alfaromeo147)をはじめ輸入車パーツの手配でお困りの事はございませんか?またそれら輸入車パーツを定価で購入されてはいませんか?このページはそんな方々にお役立ていただける内容を心掛け更新しております「輸入車パーツお役立ち情報」です。この道一筋40年、長年培ってまいりました経験と、全国に築き上げた独自の仕入れルートを駆使してあなたの部品探しをしっかりとサポート!輸入車部品専門㈲パーツスペシャリスト山口がおおくりしております。
アルファロメオ147(alfa147) セレスピードポンプ(51736315)お取り寄せ
静岡県にお住まいの147オーナー様からはじめてのお問い合わせをいただきました!
アルファロメオ147の故障により、ご自身で交換部品をお探しになっていたというオーナー様。この時はじめて当社にご連絡下さいました。
アルファロメオ147や156の特徴的なトラブルとしてセレスピードの故障があります。オーナー様がお探しになっていたのは「セレスピードポンプ」というものなのですが、いまご覧下さっている方の中には「セレスピードとは?」という方もいらっしゃるかとも思います。これはフィアットグループ傘下のアルファロメオにおける電子制御クラッチによるセミオートマシステムで、通称セレとも呼ばれるシステムなのですが、今回の更新ではそんなアルファ147のセレスピードポンプの故障や交換について、もう少し詳しく書いてみたいと思います。
Alfaromeo(アルファロメオ)をはじめ輸入車パーツの故障や交換でお困りの方々にお役立ていただけたら幸いです。
アルファロメオ( alfaromeo ) 147 純正セレスピードポンプ 51736315 の参考情報を見る
セレスピードとは?
クラッチ操作不要のマニュアル車 AT限定免許の方にも運転可能なマニュアル車
セレスピードポンプの前に本体となる「セレスピード」について簡単に調べてみたいと思います。セレスピードとはクラッチ操作を自動車が全自動で行ってくれるマニュアルミッションで、オートマ限定免許の方でも運転できるマニュアルミッション車です。
マニュアル車は足元にペダルが3つですがセレスピードは2つ。アクセルとブレーキのみで、独特な運転感覚のミッション車と言い表せるでしょうか。仕様は異なりますがフィアット(fiat)のデュアロジックも同様のシステムです。
セレスピードは故障しやすい?
セレスピードは変速制御に油圧アクチュエータを使用しているのですが、その複雑な構造によってか様々なトラブルが発生してしまう事があります。そんな故障やトラブルの原因となっている「油圧」に深く関連しているのが今回の記事でピックアップしている「セレスピードポンプ」です。
セレポンプとは?
大きな負担を常に受けているセレスピードポンプ 故障は多くある?
セレスピードの重要パーツといえる「セレスピードポンプ」。主に油圧を生み出す為に機能しているパーツと思っていただけると良いのかなとおもうのですが、セレスピードのトラブルの中で「油圧が上がらない」「エンジンがかからない」「シフトチェンジができない」といったトラブル発生時にはこのポンプが原因となってしまっている事が多くあります。
クラッチレバーやシフトフォークを動かすためにはとても大きな油圧が必要となります。つまりセレスピードポンプは比例する大きな負担を常に受けていることになり、走行距離が多くある車はこのポンプが故障してしまうケースが多いようなのです。
セレスピードポンプ 故障時の症状
ではセレポンプが故障してしまうとどんな症状が発生してしまうのでしょうか?
ご自身の車にも次のような症状はありませんか?このような症状がある時にはセレスピードポンプの不具合が影響している可能性があります。
- セレポンプ故障時の症状一例
- ギアを変える時にギクシャクとした強い違和感がある
- アクセルを踏んでも動かない
- 急発進してしまう
- ギアが入らなくなってしまった
- ギアがすぐに抜けてしまう
- 走行中に強い振動が発生してしまう
故障の原因は?
機械がシフトする為に必要な油圧。油圧を生み出すポンプが作動しなければ、正常なシフトチェンジは出来なくなってしまいます。
セレスピードがシフトチェンジを行う為には油圧が必要です。セレポンプが正常に作動してくれなければ、先にご覧いただいたようなトラブルが発生してしまうわけですが、その原因は単にポンプの故障だけではないようです。
回線の不具合
セレポンプに電気を送る回線でなにか不具合は発生していないか?例えばリレーの接点に不具合はないか?一度確認してもらうようにしましょう。大きな電流が流れるリレーには相応の大きな負荷が掛かっています。この部分を交換すれば良いのであれば部品代は低価格で済んでしまいます。不具合が発生した時、まずは電気回線を疑ってみるのも良いかもしれません。
経年劣化によるブラシの磨耗
先のリレーが度々不具合を起こしてしまう時にはポンプに原因があり交換が必要な状態と疑ってみると良いのかなと思います。油圧を発生させるためのポンプのブラシが磨耗し限界を迎えていることなどが考えられます。
ポンプモーターの焼き付き
経年劣化と夏の高熱などによってポンプのモーターが焼きついてしまっていた・・という事例も。このような状態になってしまっていたとしたら、仮に多少走行できたとしても、しっかりと交換しておくことをお勧めいたします。結局すぐにギアが入らなくなってしまったり、ほとんどのケースで状況を悪化させてしまいます。
セレスピードポンプ交換やメンテナンスについて
適切なメンテナンスを行うことで高額な部品交換を避けられるように
故障状況によっては数万円で修理可能なケースもあるかと思いますが、セレスピード本体の交換ともなればミッションを乗せ変えるような大事になってしまう恐れもあり、更に高額な修理を行う事にもなりかねません。故障予防としては定期的なメンテナンスが大切になってきます。
定期的なメンテナンスが重要
長く大切に乗り続けていくにはミッションオイルの交換など定期的なメンテナンスが重要になります。国産車の場合であればトランスミッションのメンテナンスなど不要かもしれませんが、それと同様の感覚でセレスピードを扱っていては、やはりトラブルは多くなってしまいます。
ポンプ交換時にはセレオイルも必ず交換しておきましょう
セレオイルも経年劣化し汚れています。ポンプを新しくされた時にはオイルも新しくされることをお勧めします。
交換時期の目安はどのくらいなのか?
定期的なメンテナンスによって大切に使用されているセレスピードのポンプでも、交換時期の目安のひとつとして走行距離7~80000Kmでの交換が勧められている事もあるようです。もちろん人それぞれ違いはありますが、基本的に少々短い寿命のような印象を受けますね。
まとめ
スムーズに商品入荷!静岡県のオーナー様へ発送!
今回の記事で参考にさせていただいたセレスピードポンプですが、ご注文のお電話翌日には当社に入荷。しっかりと検品・梱包を施しオーナー様のもとへ発送いたしました。
高性能で独得な運転感覚が人気のセレスピードですが、その故障によってお困りの方も多くいらっしゃいます。今回のポンプやセレスピード関連部品以外のことでも是非お気軽にお問い合わせいただけたら幸いです。
お見積もり・お問い合わせの際には、正式な部品番号などがわからなくても大丈夫です。車検証に記載されている17桁の車体番号をご準備いただければ適切なご案内をさせていただけますので、まずはお気軽にご相談下さい!