ＢＭＷ320iバノス（vanos) オイル漏れ｜輸入車パーツ故障原因と交換

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bmw ソレノイドバルブ 故障時の症状

バノス（vanos）ソレノイドバルブ故障例こんな症状は出ていませんか？

①エンジン不調　なかなか加速しない
②エンジンからの「カチカチ・・」　「ガラガラ・・　」といった異音が聞こえる

①の場合、お問い合わせいただいた方にもあった症状ですね。
1、2速でアクセルを踏み込んでも加速感を得られません。
シフトアップしてアクセルを踏み込んでも、速度が下がっていくような印象さえ感じてしまう。エンジン回転の上がり方や、テスターを使用してもエラーコードとしては検知されない為、見逃されてしまう事が多くあるようです

②の場合、エンジン始動時や停止する時に異音がしてしまうならご注意下さい。こういった症状の時に共通して多くある原因に、ＶＡＮＯＳ部分からのオイル漏れがあります。構造上、漏れたオイルはアンダーカバーに溜まります。その為地面にオイル跡が見える事が少なく、エンジンルーム内を覗き込んでもバノスユニットが邪魔でオイル漏れを発見しにくいのです。例えば車検等の点検時にも見つからない事が多いようです。

ソレノイドバルブ故障

交換？修理できる？
一般的にバノス故障は油圧制御を行うソレノイドバルブの故障が多いようです。バルブが故障してしまった場合、残念ながら修理はできません。けして安価なパーツではない事もあり、今回連絡を下さった方からも相談があったのですが。しかし、上記①②と同じような症状が出てしまっていたとしても、ソレノイドバルブ本体は正常なケースがあります。

ソレノイドバルブ　コネクト部分からのオイル漏れ

ソレノイドバルブのコネクター部分にあるオーリング。このオーリングの劣化によりオイルが漏れ出てしまうケースもあります。この場合、診断にてバルブ自体に故障が見られなければ、オイル漏れ部分を綺麗に清掃し新しいオーリングに取替え組み付け作業終了です。エンジン不調等でもしもバノス（ＶＡＮＯＳ）ソレノイドバルブ交換の際には、オーリングの劣化はないか？バルブ本体は正常かどうか？を考えてみても良いかと思います。バノスソレノイド自体それほど多く故障するパーツではありませんが、もしも故障してしまっていた際には、しっかりと交換をしておきましょう。

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