フェラーリのパーツの多いトラブルの一つに、電気系統の故障があります。
フェラーリの自動車のエンジンは1台につき一人の職人が手作業で組み立てるなど、職人の技が多用されています。
フェラーリの自動車は、職人技のフォルムの美しさから「芸術品」との異名があります。
走るための車というコンセプトで作られているため、繊細な設計がされている部分もあれば、故障が多い個所もあります。
その中の一つに電気系統があり、電気系統の故障個所を探そうとすると、テスター片手にあちらこちらをチェックして回る必要があります。
しかもフェラーリは独自ブランドであるため、電気系統部品もオリジナルである物も少なくなく、「ここの電気系統部品を一つ替えれば、すぐに直りそうなんだけど。」と言った場合でも、パーツを取り寄せるまではお手上げ状態になることもあります。
また更に困ったケースでは、取り寄せた電気系統部品を取り付けたので直ると思いきや、別の電気系統部品も故障しているのがわかり、また更に取り寄せないといけないことがあります。
【フェラーリ トラブル、故障例1】
走行中に突然エンストが起きることが多発していたので、エンジン本体の故障かと思い調べてみたが、電気系統の配線がエンジンの熱で被膜が溶け、配線がむき出しになっていた。
運転すると振動で、むき出しになった配線がエンジン内の金属部分に触れ、ショートすることにより、エンストを引き起こしていた。
【フェラーリ トラブル、故障例2】
スピードメーターやルームランプが光りっぱなしになった後、いきなり電源が切れてしばらくの間エンジンをかけることができない。
エンジンや電気系統をくまなく確認していくと、アースの接続部分のプラスチックが破損しており、過電圧になった際の作動がうまくいっていなかった。
フェラーリの電気系統部品を選ぶ際には、故障個所でなく関連した部分もショートや熱により劣化している場合も多いので、同時に購入することも検討したほうが良いでしょう。
当店ではフェラーリの電気系統部品に関して、お客様のお車に適合する外車パーツをお取り寄せすることが可能です。
全国対応しておりますので、詳細に関しては輸入車パーツお見積ページよりお問合せください。
フェラーリの電気系統部品の手配が可能な型式について
E-F348B | E-F348S | E-F355B | E-F355S |
E-F550 | E-F456 | E-F360 | E-F360S |
E-F575M | E-F430 | E-F430S |