ベンツ(benz)BMWをはじめ輸入車の車検について
車検時に何を整備する?適切な判断基準は何処にあるの?車検を通す為の確認ポイントは?
車検を受けるとなった時、自身の車の状態はいまどうなんだろう?何を整備しておけば良いのだろう?そんな情報をお探しの方も沢山いらっしゃるでしょう。今回の更新ではそんな疑問にお応えできる内容を心掛け更新致します。
交換しなければ検査に合格できないパーツはありますか?
いざ車検の準備をはじめるにあたって出てくる疑問点の一つが「何処を整備しておけば良いのか?」「検査官はどんな所を見ているのか?」という所ではないでしょうか?
「故障してしまっていて検査項目に該当してしまっている消耗品」
「使用頻度を超えて使用していて検査項目に該当してしまう消耗品」
上記に該当してしまう場合には整備が必要となってくるかと思いますが、では具体的に「どんなパーツ交換」が必要なのか整理しておきましょう。
1・灯火類(ヘッドランプ等)
2・エアロパーツ
3・タイヤとホイール
4・サスペンション
5・運転席周辺
6・メーター廻り
7・定期点検整備記録簿
「灯火類」
- ヘッドライト
- テールレンズ
- フォグランプ
- スモールランプ
といったこれら灯火類は「走行車の存在を周囲に知らせる為のモノ」でもあります。
安全性に直接関わる事もあり、「道路運送の保安基準」によって「色」や「明るさ」「取り付け位置」にも厳しい規定があります。
現時点カスタムを施していらっしゃる方は車検前に確認しておく事をお勧め致します。
過去にも灯火類パーツについて書いたページもございますのでよろしければ、下記リンクからご覧下さい。
ボルボ(VOLVO)XC90,テールランプとボルボ純正ウォッシャー液を迅速手配!|輸入車パーツ故障原因と交換
「エアロパーツ」
- フェンダー
- リヤスポイラー
- バンパー
これらエアロパーツにも厳しい規定があります。社外品のエアロバンパーを取り付けている場合、「純正バンパー同様の衝撃吸収力はあるか?」「エッジ部分には規定以上の丸みがあるのか?」などといった検査基準があるようです。検査官のかたによっては「度の過ぎる形状のバンパーはNG」の方も多くいらっしゃいます。
下記リンク先には「エアロパーツ」関連の情報も掲載しております。もしもお探しの商品が見つからない場合には是非お気軽にお電話でもお問い合わせいただけたら幸いです。
「タイヤとホイール」
- フェンダーからはみ出してしまっている
- タイヤの溝がない状態
- ブレーキホースやボディと干渉してしまっている
劣化によるヒビわれを起こしてしまっていたり、フェンダーとタイヤの隙間が規定分空いていなかったりするとNGになってしまいます。
タイヤやホイールに関する商品情報をお探しの方は是非下記のページもご覧下さい。
もしもお探しの商品情報が見つからなかった場合、こちらも是非お気軽にお電話いただけたら幸いです。
「サスペンション」
社外品のサスペンションやローダウンサスに交換していても、ガタつきなどがなくしっかりと取り付けられていれば問題はないようです。ただスプリングがあまりにも錆びてしまっていたり、ノーマルのスプリングをカットする事で車高を下げていたりするとNGとなってしまいます。エアサスに関する故障時の情報、商品情報をお探しの方は下記リンクへとお進み下さい。
「運転席周辺」
- ホーンマーク
- コーションラベル
- ンドルの形状
- 発炎筒の有無と有効期限
- ダッシュモニターの取り付け位置
- 各種警告灯
- メーター類
こういった所も車検ではチェックが入ります。例えばハンドルを社外品に交換したことで「クランクションのホーンマークがない」そんな時には「ホーンマークを書いたステッカー」や「マジックで直接書く」といった処置をしておかないと車検に通らないようです。
同様に「シフトレバーのシフトパターン」や「コーションラベル」や「ハンドルの形状」「発炎筒は車載されているか」「オンダッシュモニターの取り付け位置」と細かな規定が。「各種警告灯」や「レバー操作の具合」といった箇所も重要です。
メーター廻り
- ブレーキ警告灯
- ABS警告灯
- シートベルト警告灯
- エアバック警告灯
ユーザー車検では「エンジン始動後にこれら警告灯がすべて点灯するか」を検査しており、逆にエンジン始動直後に警告灯が点灯しない場合は不合格になってしまうケースがあります。安全面でいえばこれら警告灯が点灯している場合は、ディーラー、整備工場に等に持ち込むなどして改善を行って下さい。
ただ、検査官がチェックするのは「エンジン始動直後に警告灯が全て点くかどうか」です。仮にABSセンサーが点灯してしまっていても車検通過は出来ます。警告灯についての情報も他ページに記載しております。情報をお探しの方は下記リンクよりどうぞ!