yamaguchi– Author –

ＡＢＳセンサーはタイヤの駆動状況を監視しているセンサー部品で、故障をしてしまうとＡＢＳがうまく働かず、急ブレーキ時にタイヤロックしたままとなったり、横滑りを起こすなど大変危険である。

バノスソレノイドはＢＭＷにおける可変バルブ機構の部品名で、バノスソレノイドが故障してしまうとバルブの調整がうまくいかなくなり、エンジンの燃焼効率が落ち、最悪エンストを起こすことがある。

Ｏ２センサーは、マフラーに取り付けられた排気内の酸素の量を計測している部品で、これが故障してしまうとエンジン吸気のバランスが崩れてしまい、エンストやアイドリング不安定の原因となる。

タイミングベルトは１０年もしくは１０万㎞での交換が推奨されているが、急発進や急ブレーキが多かったり、高回転での駆動が多いとタイミングベルトが伸びやすいため、自動車にあったタイミングで交換する必要がある。

アウディのドレギュレーターが故障してしまうと、ウィンドウガラスの開閉が出来なくなるだけでなく、窓が閉まりっぱなしや開きっぱなし、時には中途半端に開いたままとなるため、迅速な修理が必要となる。

ドアミラーが故障してしまうとサイドが見られなくなるだけでなく、車検に通らなかったり、道交法違反となるため、速やかに交換する必要がある。

ＢＭＷのバキュームポンプは、ブレーキブースターの動力元ともいえる部品で、この部品が故障してしまうと、ブレーキの際にパワー不足となりブレーキがかかりにくくなってしまう。

ブレーキパッドはブレーキをかける毎に摩耗していくため、重量級のランドローバーでは摩耗が早い場合がある。またあまり使用しないでいると、経年劣化から硬化してヒビや割れが生じることがある。

ベンツのクランクポジションセンサーはエンジンの回転数を監視する部品で、その回転数をもとにエンジンを制御しているため、故障するとエンジンの調子が悪くなったり、エンジンがかからなくなったりする。

ＢＭＷのキセノンヘッドランプは点灯の際に安定器が必要となるため、ヘッドランプがつかない故障が起こった際には、ランプの交換ではなく本体の交換が必要となる事もある。