フィアットのパーツに多いトラブルの一つに、ドライブシャフトブーツの故障があります。
自動車と言うとどうしても「鉄の塊」と言ったイメージがありますが、部品同士をつなぐ部分には、ゴムやばねなどの弾性のある素材を使い、衝撃や振動を抑えるようにしています。
ドライブシャフトブーツも、名前の通りエンジンとタイヤをつなぐ部品のドライブシャフトにブーツのようにはめ込むゴムの部品になります。
もし、ドライブシャフトブーツがなかったとしたら、タイヤが回っている間中ドライブシャフトの潤滑剤のグリスが飛び散りスリップしやすくなるだけでなく、グリスがなくなってしまうとタイヤの動きが悪くなってしまいます。
しかもタイヤの関節部分ともいうべき部分の保護の役割も担っており、なくてはならない部品の一つです。
また、フィアットのビンテージカーの中にはドライブシャフトブーツが特殊な形状であることがあり、ドライブシャフトブーツの中にミッションオイルが溜まる構造のものもあります。
この場合には、ドライブシャフトブーツが破損してしまうと、ミッションオイル漏れまで引き起こしてしまいます。
【トラブル、故障の例1】
ハンドルを切った際のハンドルの切れが悪く、パワーステアリングにもかかわらずハンドルが重く感じる時もあった。
近くの自動車工場で点検してもらったところ、右前輪と右後輪のドライブシャフトブーツが破損しており、4つとも交換してもらった。
【トラブル、故障の例2】
フィアットパンダを愛用していたが、運転していてもハンドルの反応が悪くなってきたので、「自動車自体が古いので仕方ないかな?」と思いそのまま使っていた。
ある日ミッションが入らなくなり、「とうとうダメになったのか」と思いながらも、修理に出した。
検査してもらった結果、ドライブシャフトブーツが破損して、ミッションオイルがほとんど抜け落ちたような状態になっていた。
ドライブシャフトブーツを交換してもらい、ミッションオイルを補充してもらったところ、以前の走りとそん色なく走ってくれるようになった。
フィアットのドライブシャフトブーツの部品のお問合せの際には、車検証に記載されている車体ナンバーをご連絡ください。
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フィアットのドライブシャフトブーツの手配が可能な型式について
500
ABA-31212 ABA-31214
パンダ
ABA-16912 ABA-16914 GH-16912 GH-16912Q
プントエヴォ
ABA-199144
グランデプント
ABA-199142 ABA-199141
バルケッタ
GH-18318
ムルティプラ
GH-186B6
プント
GH-188A5 GH-188A6
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